変化する太陽光発電産業
2009年以降はシリコン価格が下落していくと見通しを立てている企業が多く、アメリカのリサーチ会社はシリコンの長期契約価格が大幅に低下することを予想しており、4割程度も下がるとし、いよいよ低価格で太陽光発電を手にすることが可能になります。
これはシリコン製造工場の立ち上がる程度にもよるのですが、需給緩和が最も大きな要因でして、サンテックに関しては自社のパネル価格を30%ぐらい下げるとしています。
また、同社はスペインに向けて大量の出荷を見込んでいましたが、FIR枠が500MWに制限されたこともあって、過剰生産という悪循環に陥ってしまっている状況です。
太陽光発電に詳しい人はLDKソーラー社のことを知っていると思いますが、中国シリコンウエハメーカーはアメリカ市場で上場している大手企業となっていますが、下方修正して収益が20パーセント、販売量は5パーセントと下がることになりますが、これは販売単価が大きく低下したことを意味しており、シリコン価格が下落することによって、冶金法などによって生産されるソーラーグレードシリコンが苦戦する事になります。
目まぐるしく変化を続ける太陽光発電産業ですが、多結晶シリコンの生産計画自体にも苦戦を強いられるところが出てきており、LDKソーラーは、多結晶シリコン製造への参入を計画し、大規模な工場の建設を進めているようですが、この生産計画にも狂いが生じ始めており、時期が遅れる可能性が大きいと思われます。
それから、太陽光発電に精力的な意欲を湧かしているHOKU社は、多結晶事業へ新規参入してきた会社でして、4000tの向上を建設しているのですが、シリコン契約者から建設資金の一部を充当するために、前払い金を受け取る事になっていましたが、中国セルメーカーのソーラーギガエナジーとの悪化によって、契約が崩れてしまいました。