太陽光発電のシリコン
太陽光発電で欠かすことの出来ない重要な役割を担っている多結晶シリコンですが、珪素と塩素を反応させた物質でして、高い純度で使用されているパソコンなどの半導体向けと、それよりもグレードの低い太陽電池にジャンルを分けることが出来ます。
一般的に使用されている半導体は、ほぼ100パーセントの高純度を要するのですが、太陽電池も同じように高純度を要しまして、太陽光発電は半導体用に比べて10万分の1の純度ですが、それを低い階級と考えるか、高純度と見るかによって、太陽電池向け原料生産の見通しに関する印象が大きく異なってきます。
ソーラーグレードシリコンの量産に向けた取り組みは、冶金法や開発中のVLD法という新しい技術によって活発化しているのですが、現状はシーメンス法による太陽電池の生産がほとんどとなり、僅か0.001向上させる為に新たな製造技術を開発しています。
太陽電池メーカーの状況としてシリコン不足であると言われている中で、太陽電池パネルを製造する際に生じる、シリコン片などをリサイクルし始めていることや、太陽電池セルを作るときにシリコンの使用料を削減しても問題の無い技術、シリコンを使用しないで太陽電池を製造する新技術の開発を進めており、シリコン片などのリサイクルに関して、シャープの取り組みが代表的な例で、実際に工場で実践している会社もあります。
また、垂直統合的なシステムとなっている日本の太陽電池産業は、原料調達を取り入れた生産体制を新たに整えるための動きを見せており、Qセルズは欧州のシリコンやウエハメーカーであるRECに資本参加しているのですが、シャープはアメリカの原料生産会社と協力をして、発電装置の移管製造体制を作る計画をしています。
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